生成AIのプロンプトのコツ|初心者でもすぐ使える書き方とテンプレート
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AIに何か頼んで、「なんか違う……」と思ったことはありませんか。
中の人も、このサイトのキャラクターを描き直してもらうとき、最初は「キャラが地味、もっと魅力的にして」とだけ伝えていました。それでも形にはなりましたが、あとから振り返ると、**「誰に向けて」「どんな雰囲気で」「何を残したいか」**をはじめに伝えていれば、もっと早く理想に近づけたと思います。
AIへの指示文のことを「プロンプト」と呼びます。この記事では、初心者でもすぐ使える、プロンプトのコツをまとめます。
コツ1:役割を決める
最初に「あなたは〇〇です」と役割を伝えると、答えの方向性がそろいます。
あなたは、IT業界に詳しいキャリアアドバイザーです。
コツ2:目的と読み手を伝える
「何のために」「誰が読むか」で、ちょうどいい書き方は変わります。
未経験からIT職を目指す30代の人に向けて、最初に読む記事の構成を考えてください。
コツ3:条件をはっきり書く
文字数、口調、入れてほしいこと、入れてほしくないことを具体的に書きます。
・1,500字くらい ・専門用語には短い説明をつける ・「誰でも簡単に稼げる」のような大げさな表現は使わない
コツ4:出力の形を指定する
表にしてほしいのか、箇条書きがいいのか、決めておくと手直しが減ります。
結果は「メリット」「デメリット」の2列の表にしてください。
コツ5:一発で決めようとしない
いちばん大事なのがこれです。返ってきた答えに対して「ここをもう少し短く」「2つ目の案をくわしく」と、会話を重ねて仕上げていくのが近道です。完璧な一文を考えるより、何度かやりとりするほうがずっと早く良いものになります。
そのまま使えるテンプレート
あなたは【役割】です。
【目的】のために、【読み手】に向けて【作ってほしいもの】を作ってください。
条件:
・【文字数や量】
・【口調】
・【入れてほしいこと】
・【避けてほしいこと】
出力の形:【表/箇条書き/文章 など】
わからない点があれば、作り始める前に質問してください。
最後の「わからない点があれば質問して」は、地味ですが効きます。AIが勝手に想像で埋めるのを防いでくれます。
ありがちな失敗
- 短すぎる:「いい感じにして」だけでは、AIも何が「いい感じ」かわかりません
- 一度に頼みすぎる:10個のお願いを1回で詰め込むと、どれかが抜けがちです。分けて頼みましょう
- 答えをそのまま使う:数字や固有名詞はまちがっていることがあります。大事な情報は必ず自分で確かめます
- 大事な情報を入力する:パスワード、個人情報、社外秘の資料などは貼り付けないようにしましょう
プロンプトのコツは、仕事のコツでもある
ここまで読んで、「これ、人に仕事を頼むときと同じでは?」と思った人もいるかもしれません。その通りです。
目的を伝える、条件をはっきりさせる、途中で確認する。上手にAIに頼める人は、人にも上手に頼める人です。これは、どのIT職でも役に立つ力だと感じています。
まとめ
- 役割・目的と読み手・条件・出力の形を伝える
- 一発で決めず、会話を重ねて仕上げる
- 答えはそのまま使わず、大事なところは自分で確かめる
AIの種類の違いは生成AIの種類と使い分けにまとめています。「伝わる構成を考えるのが好き」という人は、IT職タイプ診断でどの職種が向いているか試してみてください。
参考:Prompt engineering(OpenAI API のガイド・英語)(AIの目的や話し方を最初に伝えること、具体的な指示を書くこと、例や関連情報を渡すことなどが紹介されています。2026年10月8日確認)
※2026年10月時点の情報です。